少年野球の選手の体格とポジションの関係。小学生のあるある話

小学生や中学生の少年野球の選手にとって
体格の差はメリット、デメリットがありますよね。

 

●ヒョロヒョロっと背が高い子
●背が低くて低学年に見られる子
●ガリガリに痩せてる子
●お相撲さんみたいな子
●お父さんみたいにどっしりしてる子

 

子供の成長期は、
子供によってそれぞれ違うので
焦っても仕方ないのですが
できることなら理想的な体格に
成長してほしい・・・
と思うのが親心というものです。

そこで今日は、少年野球にありがちな
体格とポジションのあるある話をします!

 

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なんでこのポジション?少年野球の監督に聞いてみた

私の3人の息子たちは
地元の公立小学校の
少年軟式野球チームに所属していました。

長男・・・ヒョロヒョロのガリんちょ(ピッチャー)
次男・・・中肉中背の細マッチョ(オールラウンド)
三男・・・プクプクのちょいデブ(キャッチャー)

と、3人3様の体格で
ポジションもバラバラでした。

 

キャッチャーはマトが大きい方が良い

プクプクのちょいデブの三男は
兄を追って小学1年生で
地元の少年野球チームに入りました。

兄のようにピッチャーになりたかったのですが
監督から任命されたのが『キャッチャー』でした。

小学校1年生から3年生で構成される
ファームチームの中でも
三男はプクプクのちょいデブで
体格は大きい方だったので
誰もが「適任だ」と思っていたようです。

上の学年には野球がうまい子供もたくさんいるのに
野球の経験が全くない1年生の三男が
どうしてキャッチャーを
やらせてもらえることになったのでしょう?

その理由を少年野球の監督に聞いてみました。

その答えは
マトガオオキイカラ

ピッチャーの投げる球の「」となるのが
キャッチャーミットではなく、
キャッチャーの体だというのです。

なるほど・・・

小学校低学年の子供が投げるボールを
あの小さなキャッチャーミットに収めるのは
確かに至難の技かもしれません。

少年野球では
ストライクが入らないために延々とゲームが続き
アウトを取れないままタイムアウトで試合終了!
なんてこともマレに起こります。

だからこそ、ピッチャーにとっては
マトが大きい方が投げやすいというわけです。

ピッチャーの投げる球を
キャッチャーミットと体で受ける練習
していましたよ。

 

高身長の子はピッチャーマウンドからバッターまでの距離が短い

そして、ピッチャーに選ばれた子は
ヒョロヒョロっと背の高い子でした。

コントロールの良い子供は他にもいましたが
なぜ、監督は彼をピッチャーに抜擢したのでしょう?

それは、身長が高い子は腕が長いため、
ピッチャーマウンドからバッターまでの
距離が短いから」という答えでした。

なるほど・・・

確かに、背が低く小さい選手が投げる球は
バッターボックスまで届かないこともあります。

ワンバウンドでは
ストライクは取れませんよね・・・。

高校野球を見ていても
身長が高い投手は有利だということが
よくわかります。

 

個性的な体格の子はファースト向き(?)

あと、ファーストを守る子供も
体格がらみで抜擢されることがありますね。

例えば、ずんぐりむっくりタイプや
おチビちゃんタイプです。

なぜなら、ファーストに飛んでくる球は
基本的に他のチームメイトが捕球した球を
受けるからです。

ファーストベース近くに投げてくれる球を
捕球することが多いため
他の野手のように常に走ったり
よほどの悪送球でない限り
ジャンプして飛びつくこともありません。

 

野球のセンスがある
学年1、背の低い選手の話です。

練習では、どこのポジションを守らせても
誰よりも上手に捕球&送球しています。
監督も彼のセンスには一目置いていました。

なので、試合では当然レギュラーで
サードという重要なポジションを任されています。

ただ、、、

バッターの打球に
ジャンプしてもグローブが届かない・・・!

という珍事態が幾度となくあったのです。

決して難しくない打球です。

あと5cm、腕が長かったら
余裕で捕球できています。

一番、つらくて悔しいのは本人ですよね。

 

小・中学生のうちは
体格が野球に影響することは多々あると思います。

ですが、成長期が来たら
間違いなく背の低い子は背が高くなり
痩せている子は筋肉がつくようになります。

いつ成長期が来るのかは
残念ながら誰にもわかりません。

だからこそ、成長期が来た時に
ぐんぐんと大きくなれるよう
日頃から食育に励み、
「いつでもOK!」の準備をしておきましょう^^

>成長期の準備に欠かせないオススメのおやつ