高校野球の対外試合禁止期間と冬トレ
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高校野球の冬トレの意味

高校野球では、長く厳しい冬トレが終わり、
いよいよ3月8日から対外練習試合が解禁となります。

高野連が設定する対外試合禁止期間は
毎年12月1日〜翌年3月7日までで、
この期間は公式戦はもちろんのこと、
練習試合も一切禁止となります。

練習試合は3月8日から、
公式試合においては3月19日が解禁日です。

なぜ、対外試合禁止という期間が
設けられているのかというと、
1つには全国区で見たときの
地域間格差の問題を少しでも解消するためです。

日本では冬場になると、
北海道、東北地方など積雪などの影響で
他チームと練習試合を組むことが
非常に難しくなります。

ですが、
暖かい地方では雪の影響などなく
練習試合が実施することが可能なため、
実力の差が付く懸念があり、
平等な環境を与えるという意味があるそうです。

もう1つの理由が、
子供達が練習のしすぎで
ひじや肩を故障しないようにという故障対策と、
ケガや故障をしっかり治療する期間を設ける
という意味でもあります。

それと、
野球ばっかりじゃなくて、勉強もしようね。
という願いもこもっているとか(笑)

では、この対外試合禁止期間に
高校球児たちは何をしているのかというと、
冬トレ』と言われる
基礎体力アップのためのトレーニング
専念しています。

冬場にしっかり基礎体力や筋力をつけるために、
子供達は厳しいトレーニングで
数十キロを走り込んだり、
重たいダンベルをあげたりして
がんばっているわけですね。