第92回春の選抜大会中止が決定し
早くも夏の甲子園に気持ちを切り替えて
野球に取り組んでいる高校球児たち。
しかしながら、
新型コロナウイルス感染拡大による
緊急事態宣言が発令されてから
第102回全国選手権大会の開催までも
なにやら影響が出てきそうな気配がしています。
第102回夏の甲子園は
2020年8月10日から開幕が予定されています。
開幕のために、運営委員会が開かれ
準備を進めて行くのですが、
当初、4月22日に予定されていた
第2回運営委員会が5月20日に延期が決まりました。
約1ヶ月先延ばしになった運営委員会。
この委員会ではどのような内容が
話し合われるのでしょう?
一つは、
第102回夏の甲子園の開催について
「やるかやらないか」の方向性が
決められると言われています。
また、各都道府県の地方大会の開催や
新型コロナウイルスの感染防止のための
ガイドラインを準備しているとも
発表がありました。
新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインには
●選手や指導者、甲子園で試合を観戦する観客全員の検温
●球場をはじめとする施設の消毒
●選手・指導者ほか、関係者とその家族の健康管理
など、選手の安全確保と大会運営にあたっての指針が
盛り込まれる予定だそうです。
5月20日に第2回運営委員会があり
翌月の6月には沖縄県を皮切りに
地方大会が始まる予定です。
沖縄県は5月6日まで休校している高校が多く
チームでの練習をまともにできている学校は
かなり少ないでしょう。
5月にようやく新学期がスタートし
そこから6月の地方大会の開幕に合わせて
チーム体制や準備をするのは
時間があまりにも少なすぎます。
新型コロナウイルス感染拡大の終息が
予測もつかない現状では
開幕日も決定することができず、
どんどんずれこむ可能性があります。
今のところ、
緊急事態宣言が終わる5月6日を目安に
第2回運営委員会の会議は
行われる予定ですが
はっきり言って、
これもどうなることはわかりません。
甲子園出場を目標にここまで取り組んできた
3年生にとっては最後の夏です。
夢を託して辛い練習を乗り越えてきた
現役の高校球児たちに
有利な風が吹きますように
祈るばかりです。