たいへんな事実が明らかになりました。
読売ジャイアンツの主力の坂本勇人選手と
キャッチャーの大城卓三選手が
新型コロナウイルスに感染していたと
ニュースで大騒ぎになっています。
坂本選手と大城選手の二人は
感染の疑いでPCR検査を受けて、
陽性だったようです。
でも、過去にウィルス陽性だった
阪神タイガースの藤浪選手のように
味覚やきゅう覚に異常はなく、
体調も良好だったそうです。
気になるのは
『どこでウィルスをもらってきたの?』
ということですよね。
PCR検査から2週間前までさかのぼり
二人の選手の行動を調べた結果、
坂本選手は5月29日に知り合いの人と1回ランチしただけ
大城選手は5月28日にジャイアンツのチームメート2人と
晩ごはんを一緒に食べた以外、
外食もせず、夜も遊びに出ていないらしいのです。
なのに、どうして陽性反応が出るの?
陽性だったのにも関わらず
一切症状が出ていないというのは
とても怖いことです。
まさか、自分の体に
恐怖のウィルスが宿っているなんて
思いもしませんから、
マスクやアルコール消毒などで気をつけていても
人と接することはあったでしょう。
「ウィルスに感染している」と
自分も気がついていないのですから
知らない間に、
他人に移してしまっているかもしれません。
読売ジャイアンツの話では
ウィルス感染からかなり時間がたっているらしく、
坂本選手と大城選手は回復を示す抗体が
すでに確認できているそうです。
他人にウィルスを感染させる恐れは少ないようですが
「念には念を」ということで
練習試合の中止が決まりました。
スポーツの世界では、これまでに
新型コロナウイルスに感染した選手も多く
大相撲の若い力士が亡くなったりしています。
ひとまず、坂本選手と大城選手は
苦しい闘病生活をしていることはないようなので
ちょっと安心ですが、油断は禁物です。
今月19日から公式戦開幕が決まったところなのに
メジャー選手のウィルス感染の報道が出てしまい
野球業界がどうなっていくのか
またまた雲行きが怪しくなってきました。
高校野球の夏の地方大会も
開催を決めた県がどんどん増えています。
どんなことよりも野球を優先して
がんばっている高校球児たちに
これ以上辛い思いをしてほしくありません。
緊急事態宣言が解除され
フッと気持ちがゆるみそうになりますが
新型ウイルスは私たちのすぐそばにいます。
高校野球の夏の大会が開催できるように
一人ひとりができることを
しっかり取り組んでいきましょう!