新型コロナウィルス感染拡大の影響で
第92回選抜高校野球大会が
中止と決定されました。
憧れの甲子園の切符を手に入れた
32校の硬式野球部の選手にすると
「なんで俺たちの代なんだ」と
いたたまれない感情でしょう。
もちろん、これまで
選手を支えてこられた親御さん
応援団の皆さん、その他関係者の皆さん
高校野球ファンの皆さん
誰もが同じ気持ちだと思います。
11日に発表された
高野連とセンバツ運営委員会の
記者会見の様子を私も動画で見ましたが
運営側の苦渋の決断は
誰も責めることはできません。
誰よりも悔しい思いをしている
当事者である選手の皆さんも
頭では理解できていると思います。
もし、3月4日に発表された
「無観客試合」で開催されたとしても
コロナ感染予防のための対策は
これまで以上に慎重にすべきだし
そして、
「なぜ野球だけ大会が許されるのか」
という世間からの
手厳しいバッシングを受けるのも
目に見えています。
がむしゃらに野球を頑張っている
心も体も成長途中の高校生に
そのようなリスクを背負わせるのは
絶対に避けたいところです。
3月11日に高野連と運営委員会から
「センバツ中止」と発表され
日本のコロナ感染の現状を見ると
感情とは裏腹に納得せざるを得ないでしょう。。。
ただ、心が「センバツ中止」を受け入れるには
まだまだ時間が足りないかもしれません。
「甲子園に出る!」
それを目標に野球に取り組んできた
選手たちの並並ならぬ努力と苦労、
親御さんの熱いサポートを考えると
胸が押し潰れそうになります。
センバツ中止が決定し
選手たちが一番悔やまれると思いますが
どうか、前を向いて次の目標を掲げ
前進してほしいと思います。
高野連と運営委員会の会見では
センバツ出場校には何かしらの
救済処置を考えているとのことでした。
ツイッターでは
たくさんの高校野球ファンの方々が
いろいろなアイディアをつぶやいています。
●夏の地区予選ではシード権を与える
●コロナ終焉の時期を見て開催日延期
●夏の甲子園全国大会に無条件で参加できる
●エキシビションゲームで甲子園に招待
などなど・・・
センバツ大会運営側の方には
各方面からの意見を参考にして
選手たちの「ためになる何か」を
考えてほしいですね。
1日でも早く、
コロナ問題が終焉し
野球少年たちに野球ができる環境が
戻ってきますように!
私たちは全力で
野球を頑張る子供達を
応援しましょう!