高校野球の対外試合禁止期間中に行う3つの『食トレ』方法

 

[mokuji]

高校野球では
毎年12月1日〜翌年3月7日までは
対外試合禁止期間となり
練習試合を含めて、対外試合は禁止となります。

寒い冬の約3か月半で高校球児たちは
『冬トレ』の一環として『食トレ』に励みます。

『食トレ』とは、ズバリ
食事のトレーニング!

食事のトレーニングなんていうと、
どんぶり鉢に白ご飯を1日6杯以上!みたいな
「大食いをさせられて苦しんでいる」ような
イメージがありますが、
決してそういうことではありません。

私は食トレの目的は
野球選手としての体作りだと考えています。

我が家の息子たちは
野球を引退した長男→178cm 65kg
現役大学野球の次男→172cm 72kg
現役高校野球の三男→171cm 72kgと
現役選手の体つきは決して大きくありません。

体重は食事メニューを意識することで
増やすことはできますが
身長は自分の意思で伸ばすことができません。

背が低い割には体重だけはある(太り過ぎ)
上背はあるが筋肉脂肪がない(やせ過ぎ)
なども残念なケースです。

それでも、
我が家の子供達は筋トレをして
体重をしっかり増やしたことで
バットスウィングも球速もアップしたと
本人たちは体作りの大切さを
実感しています。

実際、小学校から高校まで
野球少年たちを見てきて思うのは
「どんなにセンスや技術があっても、
体が小さい選手は不利」ということです。

バッターの場合、
体重が増えるとパワーアップできるため
打球の飛距離がアップしたり
バットスウィングが早くなったりします。

高校野球を観戦していても
ガタイが大きく、
がっしりした体つきのバッターの打球は
ぐんぐん伸びてスタンドに吸い込まれそうな勢いです。

ピッチャーの場合、
特に下半身に安定感が増し
片足を上げた時のバランスが保て
球速がアップするケースがあります。

秋の大会で130km台を投げていた選手が
冬トレあけの春の大会で
140kmを超えるということは
珍しいことではありません。

 

そこで、今回は、
冬トレ期間中の食トレについて
考えてみたいと思います。

 

 

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高校球児は、なぜ体重が増えないのか?

食べても食べても体重が増えない・・・
と悩んでいる人の多くは
代謝が良いからです。

遺伝や体質によって
すぐに体重が増える人もいますし、
病気の影響で体重が増えない人もいます。

ですが、10代の高校球児の場合、
基礎代謝がよく、基本的には太りにくい年代です。

同時に栄養の吸収が良いので
食べてもすぐに便として出てしまうので
なかなか体重増加につながらないのです。。。

 

そして、もう一つの理由は
食べる量が少ないということです。

これだけ食べてるのに、
まだ足りないっていうの???
という声が聞こえてきそうですね。

体重が増えないのは、単純に
食事のカロリーと運動で消費するカロリーの
バランスがとにかく悪いためです

10代の高校球児は代謝が非常に良い上、
1日の運動量に対して
食べる量が足りていません。

だからこそ、食トレが必要となるわけです。

 

 

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体重増加を目標とした食トレ方法3選

体重を増やしたいがために、
やたらめったら、何でもかんでも
食べればいいというものではありません。

私が食トレを学んでいる
ママ友からのアドバイスを
シェアしますね!

 

1、ドカ食いは禁止

ドカ食いとは、一気食いのことです。
1回の食事で一気にたくさん食べることを言います。

「とにかく、食え!」
「白飯は味噌汁で流し込め!」

というスポ根アニメのセリフのような食べ方は
決して正しい食べ方とは言えません。

そもそも、痩せ型の人は
ドカ食いに対応できる大きな胃袋は持っていませんし、
食べ物を楽しんで食べられないのは
ただの拷問でしかありません。

ただ量を食べさせるだけの食事は
食事を苦痛にさせるだけでなく
逆にプレッシャーで
食べられなくなってしまう子もいます。

辛い練習の後にいただく食事は
やっぱり楽しんで食べて欲しいですよね。

 

 

2、1日3食以上食べる

一般的には
朝・昼・夜の1日3食ですが
1日の消費カロリーが大きい10代の高校球児は
それだけの量では足りません。

ドカ食いをしないで、1日の摂取カロリーを増やすには
食事の回数を増やすことです。

1回の食事で満腹になってしまうと
食事の回数を増やすことが難しくなりますので
1回の食事は腹8分めに抑えて
捕食を含めて1日5食
食べるようにしましょう!

 

1食目:朝食
2食目:早弁
3食目:昼ごはん
4食目:夕食
5食目:捕食

 

このタイムスケジュールなら
1日5食は余裕で食べられそうですね。

1日5食を完食するポイントは
『無理しないで食べること』

食べる量も、食べるものも
無理してイヤイヤ食べるのはNGですよ。

 

 

3、プロテインを飲用する

プロテインとはタンパク質のことですが、
日本では「プロテインパウダー」として捉えられ
牛乳や水に溶かして飲みます。

タンパク質は、人間の体の水分を除く
70%を占めており
主に、筋肉、髪の毛、肌、爪などを
構成している重要な栄養素です。

しかし、毎日、運動量の多い
練習をしている高校球児は、
普通の人よりも
たんぱく質の損失量が多くなるため
たくさんの量を摂取することが必要です。

一般的に日本人の1日に必要なたんぱく質は、
成人男性で1日60gと言われています。

また、体重1kgに対して
たんぱく質1gという見方もあります。

一方で、高校球児のような運動量の多い人や
筋肉をつけたい人のタンパク質の摂取量は
一般的な人よりも多く摂取することが
良いとされています。

目安としては、
体重1kgに対してたんぱく質2gです。

例えば60kgの選手の場合、
120gのタンパク質が必要となります。

120gのタンパク質を摂ろうと思ったら
霜降りのサーロインステーキ800g
食べなければなりません!!!

これだけの量を食事だけでまかなうのは大変です。

だからこそ、役に立つのが
プロテインパウダーなのです。

しかしながら、
プロテインパウダーといっても大きく分けて

●ホエイプロテイン(動物性)
●カゼインプロテイン(動物性)
●ソイプロテイン(植物性)

の3種類があります。

種類によってプロテインの効果が違いますので
間違えないようにしてくださいね。

 

また、プロテインを飲む時間のオススメは
運動後30分以内にとるのがベストです!

できれば食事と一緒に摂れたらいいですね。

あとは、寝る1~2時間前
とるのも良いそうです。

就寝中には「成長ホルモン」が分泌されるため、
たんぱく質の吸収を高め、
筋肉を増量させることが期待できます。

胃腸に負担がかかるため、
寝る直前は避けるようにしてくださいね。

ちなみに、我が家の子供達の愛飲している
プロテインは『マッスルプレス』です。

これまで何種類ものプロテインを試してきて
今は、このカフェオレ味の
プロテインにハマっています。

筋トレ効果最大化!ハイスペックプロテインを詳しくみる>>

プロテインは味が気に入ったものを
飲まないと長く続きません。

プロテインは味に少し癖がありますので
お気に入りのプロテインが見つかるまでは
友達のプロテインと飲み比べをしたり、
小さめのサイズで味をお試しするといいですよ^^